ペーパードライバーが地方都市に転勤したら、機会損失が減った

ササミはずっとペーパードライバーでした。

転勤先の九州某所は道路がとても見通しが良く、名古屋圏と異なり自動車の運転マナーが荒くなく、首都圏と異なり自転車のマナーも良いので、娘が生まれてからは、雨の日と徒歩圏外だけは(精神的にかなり頑張って)車を運転しています。

でも、基本は徒歩!だって、玄関から車まで荷物と娘を抱え、いくつもの扉を開けるのが億劫…。だから、ベビーカーが一番出番が多いです。

ちなみに、抱っこ紐は、私の体が小さく(そして腕が短い)、娘が大きい(しかも腕が長い)ので、スーパーで棚から商品を取るために私が棚に近づくと、娘の手も商品に触れてしまいそうになるんです(:_;)。スーパーでの子供のマナー違反は、するのもされるのも絶対に嫌なので、抱っこ紐は買い物の時は使えなかった…。棚の下の方のものを取るのが大変だし。帰りの荷物が大変だし。抱っこ紐はある程度体の大きいママ・パパ向けかな。

近所のスーパーも、駅ビルも、徒歩・自転車・自家用車・バス・タクシー、とその日の天気と荷物の量によって、好きな交通手段を選べるところが地方都市の中心部に住むメリットです。(でも、運転は怖いのでなるべくしたくない・笑。)

地方転勤の醍醐味である、週末日帰り観光やプチ旅行も「運転しやすいところだけ夫と交代」して、夫の負担を減らすことが出来るようになりました。小さな子供を連れている場合の旅行は、荷物も沢山載せられて、好きなタイミングで休憩できる、車が一番楽です。

結婚する前は、「車を運転しなくてはならないような場所に夫が転勤になって、それをきっかけに自分が運転をするのはプライドが許せない」なんてアホな事を思っていた時期もありました。

でも、実際は、地方都市のど真ん中に住んで、(たぶん大半の東京都民よりも)便利な生活を始めると、心に余裕が出てきて「自分が少し車を運転するだけで、家族と自分の生活が楽になる」ことに気づきました。だって、マンションのベランダからは平日は出番無く鎮座している自家用車様が見えるわけで。(夫は、仕事の付き合いの関係上、自家用車を保有しないという選択肢はない。)これは立派な機会損失…。

車を運転できるようになるということは、英語を話せるということよりも、私の世界を変えてくれました。(転勤が日本国内である今のうちは、ね。)

学生時代に免許取っておいてよかった。東京出身の友人達も、コロナ禍で「夫だけ先に海外赴任で自分は子供と日本で生活」というパターンが散見されるようになり、車の運転を始めた子が複数名います。何事も「できない・やらない」で選択肢を狭めるより、一歩踏み出してみることは大切だなと感じました。

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